ゼミ・ミーティング 20050705
2005年07月05日
category= semi
■卒論:
4年生5人発表。出足が悪いが、“せめどころ”はずいぶんと豊かに、またはっきりしてきた。Y君はママさんバレーの世界から、団地内外にわたるコミュニティ的・アソシエーション的結合のありようをあぶり出そう。S君の「公共トイレ」は冴えている。公衆トイレではなく、公共性をもったトイレの分布と様態を浮き彫りにしていく。R君、高蔵寺ニュータウンのセンター機能がここ数年でロードサイド型の店舗群へとすっかり再編されたプロセスを追う。A君が言っていたように、SCを抱えたアメリカ流の郊外の完成というべきか。U君は廃止された岐阜の路面電車の、何と、残された「軌道」をテーマにするという。本来の機能を失った鉄製の凹みは、都市のなかで実に様々な「意味(無意味)」を放ち続け、われわれの何かを決め続けている。いいところに目をつけた。Sさんは自分の家と周辺を事例に、都市近郊農村の戦後の変容過程を追う。ディテールにこだわりつつ、大局的な変化とつねに照合すべし。長〜い帯みたいな年表をつくれというI君の提案はこの際いただいとこう。
みんな輝くテーマを見つけつつある。心配無用。これから最初にやるべきことをひとつ決めて、それを確実にやるべし。
