創業120年の町工場に興奮

2004年07月20日

category= society

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所狭しと建ち並ぶ大小の工場。その空間と架構。独特の臭い。そして鉄にカタチを与える特殊な技術や、高度な熟練を要する職人の世界。
僕はすっかり魅せられてしまって、興奮状態でした。

実は、今日は服部工業の服部社長にお招きいただいて、同社の工場と、その施設を利用したFM放送局、日本語学校などの事業、そして同社敷地も含まれる区画整理事業の区域内を案内いただきました。服部さん・小原さん(小原木材)・荻野さん(商工会議所)と私の4人でした。
町工場といっても敷地面積1万坪の大規模な工場。場所はJR岡崎駅近くの岡崎市羽根町。鋳物を中心とする金属加工で特殊技術を蓄積してきた会社で、学校給食などに用いられる釜や炊飯器その他を製造しています。伊勢湾台風を生き残ってきた、かわいらしい守衛室や社内講堂、大正期以来の煉瓦基礎・木造架構の工場建築も残り、建築だけをみても各時代が層をなしているのが分かります。
上にふれた区画整理というのは、市施行の岡崎駅東土地区画整理事業のこと。住民の反対が大きく、たいへんな時間を費やし、ようやく1991年に事業認可を得て施行中ですが、今後もなお遅々とした歩みになりそうです。区画整理は、すべての地権者が土地を出し合って基盤整備を進めるもので、基本的には移住の必要を生まないのですが、それでも120年あるいはそれ以上のモノの積み重なりを一掃してしまう力を持っています。そういう条件の下で、是が非でも今あるものを生かすまちづくりをやりたいのだと、服部さんは熱く語ります。
今度は学生のみんなも連れて行きます。面白いよ。

服部さん、ありがとうございました。

投稿者 aoao