ものけんが「雪だるま」に出会った!

2006年02月09日

category= しゅざい

DSC01987.JPG「ものけん、ものづくり研究会」って何だ!?なんで「ものけん」をやってるんや!?
去年秋から、この悩みを抱えてきた「ものけん」は、研究会としての大先輩である「日本雪だるまの会」の事務局長である伊東寛さんを訪ねた。
先輩を訪ねる取材としては2回目のものけん。
”どうして日本雪だるまの会はこのような活動をしているのか?何のために…?”
これからのものけんの参考として、話を伺った。
「日本雪だるまの会」とは、郷土玩具をこよなく愛し、より多くの人に知ってもらおうと静岡県を中心に活動している団体である。(い)

日本の凧凧
私たちがお話を伺った伊東さんは、大量の資料と、実例をもとに私たちに郷土玩具の素晴らしさを語ってくれた。
次から次へと広げられる資料!そして今では資料館などでしか見られないようなお宝の数々が机の上にところ狭しと並べられ「持ってもいいよ」と言われて興奮するものけんメンバー。四時間はあっという間だった…

特にその中で一番印象に残っているのが、お宝が大量に眠る伊東さん宅(別宅)にあった『日本の凧』という本だ。
この「日本の凧」文章で見たらただの凧の写真集じゃないの?という印象を持つかもしれない。
ところがどっこい中に綴られていたのはかつての凧職人さんの手になる原寸サイズの凧なのだ。もちろん本はかなり大きい(木箱入り)
しかも話を聞いてさらに驚いたのはこの本が限定100部しか出ていない。そして出た当初の値段が当時の給料三ヶ月分という事実である。
手書きのため一点ものとも言える凧たちは、見るものに書いた人のパワーを感じさせ、訴えるものがあった。

今回は伊東さんの収集家熱に圧倒されっぱなしの取材であった。負けるなものけんメンバー…
伊東さんご夫妻長時間の取材協力ありがとうございました。(棲)


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郷土博物館の感想

伊東さんの取材に行く前、私たちは藤枝市郷土博物館へ足を運んだ。この時期、日本雪だるまの会の「犬張り子」の展示があったからだ。
日本全国から集められた いろんな形をした犬張り子。
籠を頭にかぶせられたものや、ひざの高さぐらいまである大きなもの、
小指の先よりももっと小さい犬張り子や、けん玉を背負ったものなどなど。
姿形、大きさ、表情、みんなちがってかわいい。
そして、どの犬張り子もとても幸せそうだ。
博物館ではケースの中の犬張り子には触れなかったが、伊東さんの家では手に取ることができた♪

しかし、この犬張り子たちの笑顔を見ていて、私は何か悲しい気持ちが込み上げてきた。今の時代も、犬はペットとして親しまれ、愛され続けているが、その反面 用のない犬や捨てられた犬は日々保健所で殺されている。
郷土玩具で特に数の多いものは、犬、猿、トラであるそうだ。トラは日本に生息する動物ではないため、”猫”から想像してトラの玩具を作っていた。
つまり、犬、猿、猫という日常生活でともに暮らしている身近な動物が玩具としても特に親しまれていた。そういえば、江戸時代の絵の中で、子供と猿が路上で遊んでいるものを見たことがあった。
犬も猫も猿も、かつての日本では同じ町に暮らす仲間であったのだろう。
犬張り子の幸せそうな表情を見ていて、かつての犬が自由に駆け回る姿が目に浮かんだ。 (梅)

投稿者 isozumi | コメント (0)
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