今までのもの研、これからのもの研
2005年10月27日
折目美徳
もの研に参加する前は、「ものづくりの愛知県」と聞いても自動車産業のイメージしかなく、あまりしっくりきませんでした。
ものづくりという言葉には、なにか伝統的な手仕事というイメージがあったためです。しかし、実際に12市町を取材し、伝統的なものづくりもたくさんあることをはじめて知り、また、機械生産などの技術の発展があるからこそ、現代にも手仕事が生きているのだと実感しました。
今では、生まれ育った愛知県に以前より自信が持てますし愛着もよりいっそう深いものとなりました。
今後の活動では取材内容を様々な面(環境問題、地域間のつながり、歴史など)から研究し、鮮度の高いうちに発信していきたいです!!
石油資源を大量に消費している現代。このままの生活が続くことはあり得ないだろう。日本固有の自然環境から生まれ発達した伝統的な手技が、未来の環境問題対策に生かせる日が来るのではないか。いや、むしろ生かす方法を自分から求めていこう。そう思っています。
松澤浩平 「ものけん、ガンバロー!!」
最後の取材地であった幸田取材から早4ヶ月、HPの更新も終わり西三河GMの仕事が終了した。反省点は限りなくあるが、目的は達成したため、良としよう。
西三河GMに即して発足されたものづくり研究会であるが、仕事の終了と同時に新たな道を歩まなければならない。今回の佐久島合宿を機に再スタートをしたが、今後の活動として掲げる方向性は大きい。が、それを達成するために各人の研究に沿って切磋琢磨し、確実に活動計画を進めていけば必ず良い会になるだろう。勿論、西三河GM時代の経験や反省点を生かさなければ意味がない。
四年ということもあり卒論と併行した活動になるが、ものづくりに関わる民俗について調べていく。今後のもの研は三年生にバトンタッチした。三年生は個性派揃いのため、これからの活動が大変面白くなりそうな予感がする。
佐久島の海、夕日に向かって宣言したのだから、もの研は今後飛躍すること間違いない。
近藤『蓄積』
ものけんが立ち上がって約一年が経った。その中で、僕としてもものけんとしても様々なことを経験してきた。そして、この一年の間に僕らの中には知らず知らずの内に色んなものが蓄積されたと思もう。その経験値はおそらく自分たちが思っているより高いはずだ。
僕なんかは、ものけんに入る前までは外に出るのがめんどうな出不精であった。いつも部屋の中で本ばかり読んでた。そんな人間が、あちこちどこか知らないまちに行くのが好きになった。職人さんやまちの人に話を聞くのが楽しみになった。取材を通して僕の地元である西三河地域のことも少しは分かった気がするし、パソコンも全く使えなかったが今や人に教えられる身だ(えっへん)。そして、チームで何か一つのものを取材し、それをまとめていくというのがすごく楽しかった。
僕は今4年生で、大学にはもう残り少ししか居られない。だけど、ものけん一期生の当時4年生だった2人の先輩が残ったメンバーに色々なものを残していってくれたように、現在の4年生3人もものけんに何か残して卒業していきたいと思う。ものごとというのは、たぶんそうやって蓄積されていくのだ。
さうら 『まだ早い』
昨年の10月から丸一年、僕はもの研メンバーとして西三河地区のものづくりをみてきた。ほんのすこしずつではあるけれど、着実に僕の中に堆積し、わずかな広がりとわずかな深みを生んだ。それは、ものづくりという広大な世界を知るきっかけがもたらした、実体験に基づく職人さんの苦悩や、ここ数十年での急激な変化、昔の物流が生み出していったコミュニティーとその発展といった、それまでは経験することのなかった現実を仮想体験したことによる。わずかな経験だったが、僕の想像力を鍛えたと感じている。しかし、未だその経験を言葉で現すことはことは難しい。
僕は今、何をするべきか?あらゆるものが不足している。言葉で表現する力も、自分の得たものをまとめる技術も、伝えようという意志も弱い。つまるところ、何をしたって学ぶことができるということだ。
僕はこれをもってもの研を辞める。まだまだここで学べるモノはある。だけれども、ものづくりを対象に、本腰を入れて学部生を終わらす気はない。僕にはやりたいことがある。より優先させたいものに取り組んでいくことは、今の自分にとって最もすばらしいことだと確信する。
わずか一年の間もの研として活動できたことは良いものだったと感じているが、辞めるにあたって何らの後悔もない。ただ、僕はここで何も語り得ない。まだ早いのだろう。しかし、1年半後には卒業だ。それまでに何を語りうるのか、果たしてそれが可能なのかはわからないが、やれるだけのことをやる。
もの研のみなさんへ 僕はがんばります。
鈴木 『知りたい』
私は生まれも育ちも愛知県。今も愛知県内に住んでいる。しかし、私は自分が住んでいる地域のことを何か知っているのだろうか。何も知らないのではないだろうか。私は知らない。だから知りたい。この世界のことを、この地域のことを。
奥村『今想像すること、思うこと』
聞く知る話す、気づくもの。土地のもの、何かいただき、生活をなすモノつくられて。そこには思想もこめられて。またそこでは、交流の行き来もあり。 ものづくりと人間の営み。生活ができるとは、どういうことか。何のおかげか。またそこにある考え方は。そして、職人さんとは、そのそれぞれのモノたちをどこまでもみつめていくのだろうか。モノにこめられていると思われること。素材の価値を見いだすこと、手間のかけ方、また活かし方。私はモノとの付き合い方として、ひとつのモノに魅力を感じ続けること、したい。それにはモノの背景に、どのようなモノづくりがなされているかが関わりを持ってくるとも思う。
なんだか自分で把握できてないことを述べているようですが、まず今することは自分がしなくちゃいけない勉強から始めなければと思います。
加藤『mono熱』
学生のうちにできるだけ多くの「熱い人」に会っておきたい!と、もの研に加わってはや半年。三河地方の伝統的ものづくりを通して、職人さんや伝統を保存しようとする方たちにふれることができた。
自分の仕事に誇りをもち、へたな妥協はしない職人たちの頑ななまでの信念。彼らに息づく日本の心。彼らはものづくりだけでなく人間としての在り方そのものが素晴らしい。そしてその生き方に刺激を受けて、私もかっこいい人になりたいっ!と血が沸く。しかし取材活動によって自分の知識の浅さ、貧弱な語彙力、精神的弱さに気づかされた。
「日本らしさ」が薄らいでいく昨今、私はもの研を通して感じた「熱」を次の世代へと繋げていきたい。今の私たち、気づいた人たちができることは、次の世代へ日本の心を繋ぐことではないでしょうか。私は日本が素敵な国だと確信している。みんなにももっと日本を愛してほしい、そんな思いを込めて、今までよりも情熱的に、しかもそれでいて知的に、もの研活動に取り組んでいきます。
五十棲
いつか自分は就職するだろうけど、それはどんな形であれきっと最終的に人に何かを与えていたり、造っていたりするんだと思う(そういう風になっていたい)。で、もの研の中で分かりやすくそういう事をしている人達と出会って自分の中で何かしらの種にする。
梅本 『じっくり』
もの研メンバー、これから出会うたくさんの人や場所、者に対して。『じっくり』聞く・見つめる・感じる・問う・学ぶ・考えることを忘れずに行こう。
岡崎物流今昔について調べていきたい。

