【知りたいこと】

大きな開発圧力もないとき、ごく普通の小さな町が変化するプロセスとは、どのようなものか

 

【背景】

■ 旧東海道赤坂宿の町並み(現・愛知県宝飯郡音羽町)。近世宿場町の景観を残しながら、高度成長期以降のモノや生活様式がゆっくりと入り込んで来ました。

■ およそ30年前、そのプロセスがはじまってしばらく経った頃に、この赤坂宿の記録を残した先達がいます。村瀬輝雄さんです。村瀬さんはセスナを飛ばして写真から地図をつくり、一方で町を歩いて当時残っていた町家をすべて写真をおさめました。その成果は、のちに『御油・赤坂宿の町並 −  旧東海道小坂井・御油・赤坂・長沢の調査記録と写真集』(1985)としてまとめられました。

■ 私たちは、これと現在の町並みを1棟1棟比較し、町の方々へのインタヴューや、町家解体現場の調査などから、ごく普通の町にゆっくりと「不連続なもの」が浸み込んでいくプロセスを明らかにしようと考えました。

■ この研究プロジェクトは、2004年1月、一本の卒業研究にまとめられました(草野晋一)。

■ また、2004年2月29日、こどもたちと一緒に赤坂宿の町並み模型をつくるワークショップを行いました。